2021-02-26
木下直子というアーティストを語るには、コアなファンの方々から比べたら私はちっとも浅いのだと思う。
それでもまたこうしてセミファイナルに続いて筆を取った。これを筆と呼んでいいのかは分からんが。
私にとって音楽は人生の一部であり、ライブに通うのはライフワークの一つだ。
朝起きて飯を食って歯を磨いて仕事行って飯を食ってまた仕事してライブ行って酒を飲んで家に帰って寝る。
決して大袈裟なんかじゃなく、これが本当にデフォルト。月でライブに行かない日の方が珍しい。
ごく自然かつ当たり前にそれはそこに存在していて、これからもそんな日々がずっと続くもんだと思っていた。
何一つ信じて疑わなかった。
ところが。
世界が変わった。
当たり前が脆くも崩れ去った。
何となく社会に順応しているように取り繕ってはいるものの、心の中は未だにパニックだ。
如何にこれまでの当たり前が当たり前なんかじゃなく特別だったのかと。
そんな中、木下直子さんがこのオーディションにエントリーした。
初めは最近各配信アプリで流行りのガチイベ系のイベントみたいなもんだと思っていた。
何か面倒そうだが参加だけはしようと思って、何のこっちゃ分からんがとりあえず登録してみた。
そして私は自分の考えの甘さを思い切り恥じた。
彼女のSNSや配信での言葉を聞き、私は自分を情けなく思った。
彼女のこのオーディションに懸ける覚悟が、私の心に突き刺さった。
私がライブに行く最大の理由は、そこで歌うアーティストの覚悟を応援したいからだ。
その覚悟に心を揺さぶられるからだ。
だから私はそんな彼女の覚悟を全力で応援したいと思った。
私に出来ることなんてたかが知れているが何か動きたいと思った。
彼女が守りたいと思う人を私も守りたい。
彼女が守りたいと思う場所を私も守りたい。
木下直子というアーティストの思いがたくさんの人に伝わりますように。
一人でも多くの人の心にあたたかい光が届きますように。
そんなラジオ番組を私は聴きたい。皆さんはどうですか?
投稿者
SHIN
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青野幸昭
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